順応性と五月病~新年度が始まって約1か月、ちょうど人間関係や現状に悩みが出る頃でしょうか~
おはようございます。ゴールデンウィークが始まりましたが、皆さまはいかがお過ごしですか。
横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
4月に年度が新たまり、新しい環境が始まって約1ヶ月が過ぎました。
当人はもちろん一緒に住んでいるご家族もそろそろ疲れが出てくる頃ではありませんか。
ゴールデンウィークはちょうどそうした時にいつもより長めのお休みをとって、疲れをとったり、リフレッシュするために設けられたのかもしれませんね。
「五月病」という言葉があるように、五月というのはそんな月なのでしょう。
新しい環境においては、仕事や学業などが新しくなるだけではなく、新しい人間関係、つまり、初めておつきあいする上司や部下や同僚、クラスの同級生や先生、部活のメンバーや顧問などとのコミュニケーションの方法を手探りしながら生活しなければなりません。
それは想像以上にエネルギーのいることで、その人間関係が円滑か否かは生活の幸福度を左右してしまうと言えます。
新しい生活環境においてあなたは人間関係に順応できていますか。
その会社、もしくは、その学校でうまくいっているとか楽しいと思えるかどうかは、ひとえにそこでの生活や人間関係に順応性を発揮して、なじんでいるかどうかということになると思います。
無理をして相手に合わせていたり、自分のリズムとは違うリズムで生活を刻み続けてしまうと、いずれは疲弊してしまいますし、楽しくなくなってしまいます。
順応するということは相手に無理に合わせるということではありません。
時にはそれまでの自分とは何かを変えなければならないことはあると思いますが、それを良しとして受け入れて楽しんでいただきたいのです。
始まって1ヶ月で、もう会社に行きたくないとか、学校に行くのが辛いと思っている方がいらしたら、どこの部分で自分が順応できていないのか観察してみる必要があるでしょう。
認知行動療法はそうした自己分析をするのにも有効です。
ひとりで悩まないで、よかったら一緒に「今の自分を整理整頓」してみませんか。
また、元気に前向きに歩き出すきっかけがつかめるかもしれませんよ。