自分の中のもうひとりの自分
8月最後の週になりましたけど、暑さは一段と増していますね。
さて、あなたは自分の中に相対するもうひとりの自分がいると意識したことはありませんか。
信念を貫くようにゆるぎない考え方で生きていると思っても、何かの出来事をきっかけにしたり、年と共に変化する場合もあると思いますが、以前とは違う考え方が浮かんできたり、別の考えと葛藤している自分がいるというような状態です。
人は学習する動物なので、今までのやり方ではまずいのではと考えたり、少し言動を変えることで相手の反応が変わることに気づいたりします。そうした作業をアセスメントシートなどを用いて、外在化といって自分の気持ちや考えを表に出し記録することで、意識的に変えていく、それが認知行動療法です。
自分はどんなものの捉え方の特徴があるのか知って、そこに生きづらさやクセや歪みを見つけられたなら、別の自分、なりたい自分に向かって、変化するチャンスがおとずれているといえます。
私はカウンセリングの中でよく「もうひとりの自分を育てましょう」と提案しています。
もうひとりの自分はできればご自分の肩の上あたりに座らせて、何かいつものクセっぽい考え方や捉え方、よからぬ感情が立ち上ってきた時に「ほらほら、また~になってるよ」とか「落ち着いて~」「その言葉、言っちゃっていいの」とか「勇気を出してやっちゃえ」などと、たしなめたり、応援したり、時にはけしかけたりします。
もうひとりの自分は体の中にいるままだと、強い意見に振り回されたり、今までの考え方に説き伏せられたりしてしまいますので、必ず、体の外に出し、そばで見守ります。名前を付けてあげるのもいいですね。
彼女(彼)こそ、ここぞという時に言葉をかけてくれる無二の親友なのです。
人が死ぬ瞬間まで一緒にいられるのは、誰でもこの「もうひとりの自分」だけですから、その存在を意識し、信頼し、上手につきあっていきたいものですね。
横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”では、認知行動療法を主軸にしたカウンセリングを通して、生きづらさからの解放、人間関係の改善などを一緒に模索してまいります。
いつもの自分に嫌気がさしていたり、今の状態を何とかしなければと思う方は、是非、お気軽にご相談ください。
