『べき思考』の呪縛
こんにちは。横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
今年の梅雨は涼しくて過ごしやすいですね。
さて、カウンセリングルームでよくお目にかかるのが『べき思考』の持ち主です。
『べき思考』とは、ものごとを決めたり、選んだりする時に「それは~すべき」という価値基準に沿って、ご自分の強固な考えに基づき突き進む考え方のことを言います。
『べき思考』は信念にも似たその人の確かに信じている方法や考え方なので、自分自身に向けて発動し行動している分には、自信をもって前に進むことが出来ます。
しかし、その『べき思考』が子どもやパートナーや他人に向かって発動されると、一気に高圧的な指示や命令といった色を帯び、相手に息苦しい思いをさせることになってしまいます。
『べき思考』の持ち主は、その考えを正論だと信じているので、自分だけではなく相手もそれに従って当然だという思いで押し付けてきます。でも、それとは違う考えを持っている相手にとっては、とても従えないと感じたり、自分は違う考え方だと言いたいのですから、人間関係がギクシャクすることもあるでしょう。
『べき思考』を発動されて被害を被るのは、子どもだったり、部下だったり、妻だったりと、立場が弱い場合が多いと思いますが、結果的には強権をふるう親や上司、夫は、本人にその意識が乏しいせいで、相手にとっては困った存在になってしまいます。
正義感が強くて、曲がったことが嫌い、社会の規範はきっちり守る、そんなあなたは『べき思考』の持ち主ではありませんか?
「それは~すべき」とすぐ結論づけてしまう前に、「本当にそうかな」とちょっと立ち止まって考えるようにしてみませんか。
当カウンセリングルームで行っている”認知行動療法”とは、そんないつもの考え方のクセや歪みに気づいて、少しずつ変化させ、人間関係や親子関係を改善する心理療法です。
あなたの考え方は思い込みや決めつけになっていませんか。お心当たりのある方はぜひ一度相談にいらしてください。
